無収縮・超速硬グラウト材 N/FF/FFF
硬化時間 | 1.5時間(夏季)~3時間(冬季) |
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特長
- 短時間に高強度を発現します。
- 流動性に優れています。
- 硬化後の収縮がありません。
用途
- マンホール改修工事
- 緊急工事、寒冷地施工
- 土木・建築工事
使用方法
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施工にあたって
- 施工箇所との付着を良好にするために適当な目あらし、レイタンスの除去を行ってください。
- 打設箇所には余剰水無く湿潤状態を保つための処置を行ってください。
- わずかな隙間からでもグラウトが流れ出すので、スキ間部は必ず目止めください。
- 気温が5℃以下になる場合は施工を避けてください。
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練り混ぜ
- 使用前に水量等の確認のため試験練りを行ってください。
- 1袋(25kg)につき4.2~4.8ℓの水量で調節してください。
- 容器に目安となる水量を入れ、混ぜながら本品を徐々に投入し、かたまりがなくなり全体が均一になるように約60秒間練り混ぜてください。
- 混練機はハンドミキサやグラウトミキサ等の高回転タイプを使用してください。
- アルミ製の羽などのミキサは、練り混ぜ後モルタルが異常膨張を起こしますので使用しないでください。
- 既定の水量よりも多くなると、材料分離、ブリーディングの発生、強度低下など品質に悪影響をもたらすので、注意してください。
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施工
- 充填は連続的に行うようにしてください。コールドジョイントの原因となります。
- モルタルの充填は振動締固めによる方法は不適切です。条件に応じて自己充填やポンプ注入などの方法をとってください
- 施工後の天端面の仕上げにはコテなどを使用してください。
- 10mm以上で使用してください。
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養生
- 打設後に直射日光や風による急激な水分の蒸発を防ぐため、シートなどで養生してください。
- 低温になった場合は凍結しないように保温装置で温めてください。
注意
- セメント製品の特性につきましては、「セメントの基礎知識」をご覧ください。
- セメントはアルカリ性のため、施工の時はゴム手袋等を必ず使用してください。
- 万一目に入ったときは、すぐ洗眼し医師の手当てを受けてください。
仕様
製品名 | 容量 | 水量 | 施工目安 | JANコード |
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無収縮・超速硬グラウト材 N | 25kg | 4.2~4.8ℓ | 約0.013㎥ | 4975160102023 |
無収縮・超速硬グラウト材 FF | 25kg | 4.2~4.8ℓ | 約0.013㎥ | - |
無収縮・超速硬グラウト材 FFF | 25kg | 4.2~4.8ℓ | 約0.013㎥ | - |